------組み版に用いられるレイアウトの名称------
柱-----------------このページが何に属するかを表すページ上の表示
天-----------------ページの上の空間
キャプション----画像等の説明文
版面---------------上下左右の空間を取り除いたページの中心部分(マージン)
ノンブル---------ページ数の表示
見出し------------タイトル表示
本文---------------内容文章
小口---------------ページの端(綴じられていないほう)
ノド---------------見開きのつなぎ目
地------------------ページ下の空間
---------------------------------------------------------------禁則処理
・禁則処理とは
行頭禁則,行末禁則,分離(分割)禁止などの禁則を避けるために行われる処理のことを禁則処理という.
行頭禁則
終わり括弧類,ハイフン類,区切り約物,中点類,句点類,読点類,繰返し記号,長音記号,小書きの仮名及び割注終わり括弧類を行頭に配置してはならない(行頭禁則).これは体裁がよくないからである.
1) | 繰返し記号,長音記号及び小書きの仮名を行頭禁則としない方法もある. |
2) | 中点[・] を行頭に配置をよしとする考え方もある. |
3) | 新聞ではさらに,区切り約物(疑問符[?]と感嘆符[!])を行頭に配置することをよしとする. |
.
【 基本版面と実際のページの設計例】
http://www.w3.org/TR/jlreq/ja/#fig_ad1_19-ja
段組み
・横組
・縦組
縦組でも,段組にする場合は,例えば,3段組の図版の天地サイズは,できるだけ基本版面で設計した1段若しくは2段の天地サイズ,又は基本版面の天地サイズを基準に設計し,そのいずれかのサイズで配置できるときは,そのように決める
文字組
・文字サイズ
小書きの仮名(ぁぃぅァィゥなど)は,縦組では文字の外枠の天地中央で右寄り,横組では文字の外枠の左右中央で下寄りに字面を配置する.また,約物などでは,文字の外枠の天地左右中央に配置しない例がある.
・字間
図 2.9 均等詰めの例(横組の場合,上側はベタ組,下側が均等詰めの例)
図 2.10 字面詰めの例(横組の場合,上側はベタ組,下側が字面詰めの例)
・行間